どうも!『生産性アップ研究所 “チテキテクト・ラボ”』 240人目の所長 です。
さて、最近ニュースやSNSで「AI」って言葉、本当によく見聞きしますよね。「すごい技術なんだろうな」とは思いつつも、「でも、正直よく分からない…」「なんだか難しそうだし、PCとか詳しくないと使えないんでしょ?」なんて、ちょっと遠い世界の話のように感じていませんか?
一方で、日々の仕事。「あー、この報告書まとめるの、地味に面倒だな…」とか、「後輩にどうやって教えたら、うまく伝わるかな…」とか、正直「もっと楽にならないかな?」って思う瞬間、ありますよね。
もし、あなたが「AIって、自分にはちょっと…」と思っているなら、この記事はまさに、そんなあなたのために書きました!
「専門知識がないとダメ?」「PCスキルに自信がないと無理?」
いえいえ、そんなことはありません! 実は、AIはもっと身近で、あなたの仕事を「ちょっと楽にする」お手伝いができる、頼れるツールになり得るんです。
この記事では、AIに全く触れてこなかった初心者の方に向けて、「難しく考えなくても大丈夫!」「こんな簡単なことから始められるんだ!」というAIの活用法を、具体的な仕事の場面と合わせてご紹介します。
まずは「へぇ、そんなことできるんだ」って知ることから。一緒にAIの世界を覗いてみませんか?
AIって専門家だけのもの? いいえ、そんなことはありません!
「AI」って聞くと、なんだか特別なプログラムとか、難しい研究者の世界… っていうイメージ、ありませんか? ニュースで見るような、人間みたいに話すロボットとか、自動運転の車とか。そういうのを見ると、「自分には縁遠いなぁ」って思っちゃいますよね。
でも、ちょっと待ってください! 実は、AIってそんなに「特別なもの」ばかりじゃないんです。もっと気軽に、私たちのすぐそばで活躍しているものもたくさんあるんですよ。
えっ、これもAI? あなたのスマホにも、すでに「相棒」が!
信じられないかもしれませんが、あなたが毎日使っているそのスマートフォンの中にも、実はたくさんのAI技術が隠れています。
例えば…
- 文字を入力するとき、次に入れたい言葉を予測して候補を出してくれますよね? あれもAI。
- 写真アプリを開くと、写っている人の顔を自動で見分けてくれたり、特定の場所で撮った写真をまとめてくれたりしませんか? それもAI。
- 地図アプリで目的地までの時間を調べると、渋滞情報を考慮して到着時間を教えてくれる。これもAIの仕業なんです。
ほら、意外と身近じゃないですか? 特別なアプリを入れなくても、普段のスマホ操作を陰で支えてくれている「小さな相棒」が、もういるのかもしれませんよ。
PC苦手でも問題なし! スマホで使えるAIが増えてます
「でも、AIを使うにはやっぱりPCスキルがいるんじゃ…?」
そんな心配もご無用です! 最近は、スマートフォンのアプリや、インターネットのWebサイト上で、誰でも簡単に使えるAIツールがどんどん増えています。難しい設定や専門的な操作は一切不要で、直感的に扱えるものがほとんど。PCに苦手意識がある方でも、安心して試せるんです。
しかも「無料」から試せる!
「新しいツールって、お金がかかるんでしょ?」と思いますよね。でも、多くのAIツールは、基本的な機能なら「無料」で使えるプランを用意しています。
「まずはちょっと触ってみたい」「自分に合うか試したい」という段階なら、お金をかけずにAIの世界を体験できるんです。これは試さない手はないですよね!
さあ、「AIって意外と身近で、自分にも使えそうかも?」と思っていただけたでしょうか?
「じゃあ、具体的に仕事ではどんな風に役立つの?」
その疑問にお答えするのが、次のセクションです!
じゃあ、仕事でどう使う? AI活用アイデア5選
「AIが身近なのは分かったけど、じゃあ実際の仕事では、どんな風に役立つの?」
そうですよね、そこが一番知りたいところだと思います。ここでは、AI初心者の方でも「これならできそう!」と思える、具体的な活用アイデアを5つのカテゴリに分けてご紹介します!あなたの仕事の「あの面倒くさい…」が、AIで楽になるかもしれませんよ。
1. 面倒な文章作成はAIにお手伝いしてもらおう!
毎日書く日報や週報、メールの文章…。意外と時間、取られていませんか? AIは、文章作成のお手伝いが大得意なんです。
たとえば、箇条書きにしたメモをAIに渡して「これで報告書っぽくまとめて!」とお願いするだけで、それらしい文章の骨子を作ってくれます。あとは自分で少し手直しするだけ。ゼロから書くよりずっと早いですよ。
また、「後輩への指示出しメール、なんて書けば伝わるかな…」「このフィードバック、キツく聞こえないかな…」なんて悩む時も、AIに下書きを作ってもらって、それを元に考えるという使い方もできます。もちろん、お客様への定型的なメール返信などにも応用できますね。
2. アイデア出しの壁打ち相手にAIを使ってみる!
「何か新しいアイデアを出さなきゃいけないけど、何も思いつかない…」そんな経験、ありますよね。そんな時、AIは優秀な壁打ち相手になってくれます。
例えば、あなたがスマホ販売員なら「新機種のおすすめトーク、何か面白い切り口ない?」とAIに聞いてみる。営業職の方ならプレゼンの構成案を、企画職の方なら新しいキャンペーンのアイデアを相談する、といった具合です。
「後輩向けの簡単な研修、どんな内容がいいかな?」 なんて、教育担当の方が悩むようなテーマも、AIに相談すれば、自分一人では思いつかなかった視点やアイデアをくれるかもしれません。煮詰まった時の「ブレスト相手」として、かなり使えますよ!
3. 情報収集や要約もAIで効率化!
新しい情報についていくのって、結構大変ですよね。特に、長い文章を読むのは時間がかかります。
そんな時、AIに「この記事(またはこのWebページ)を3行で要約して!」とお願いしてみましょう。例えば、新機種の長いスペック表や、専門的なレビュー記事の内容を、ポイントだけ掻い摘んで教えてくれます。業界ニュースのチェックや、会議資料の事前読込みなど、情報収集にかかる時間をぐっと短縮できます。
4. ちょっとした調べ物もAIに聞いてみよう!
仕事をしていると、「あれ、この専門用語ってどういう意味だっけ?」とか、お客様から「〇〇ってどうなってるの?」と急に聞かれて困ること、ありますよね。
もちろん自分で検索しても良いのですが、AIに「〇〇ってどういう意味?小学生にも分かるように教えて」みたいに聞くと、ネットの情報をまとめて、分かりやすく説明してくれます。お客様への回答のヒントが欲しい時なども、「こういう質問されたんだけど、どう答えるのが丁寧かな?」と相談してみるのもアリです。
5. タスク整理や進め方のヒントをもらう!
「やることが多すぎて、何から手をつければ…」「この締め作業、どういう段取りで進めるのが効率いいんだっけ?」
そんな風に頭がごちゃごちゃした時も、AIに相談してみましょう。「今日のタスクをリストアップして、優先順位をつけるのを手伝って」とか、「〇〇(締め作業など)を効率よく進めるためのステップを教えて」みたいにお願いすれば、思考の整理を手伝ってくれます。
さあ、AIに触れてみよう! 最初の一歩は「遊び感覚」でOK
ここまで読んで、「AIって意外と色々できるんだな」「あの作業に使えそうかも」なんて、少し興味が湧いてきたのではないでしょうか?
素晴らしい!その気持ちが、最初の一歩です。
でも、ここで「よし、仕事に役立てるぞ!」なんて、いきなり気負う必要は全くありません。まずは難しく考えず、遊び感覚でAIに触れてみることから始めましょう。「へぇ、こんな風に返事するんだ」「お、結構面白いこと言うじゃん」そんな風に、AIとのコミュニケーションを体験してみることが、何より大切なんです。
おすすめは「スマホアプリ」から! PC苦手でも大丈夫
「じゃあ、何から使えばいいの?」
そんなあなたにおすすめなのが、スマートフォンで使えるAIアプリです。PCが苦手な方でも、いつも使っているスマホなら気軽に試せますよね。
最近は、無料で使える優秀なAIチャットアプリがたくさんあります。例えば、
- ChatGPT(チャットジーピーティー)(App Store / Google Play)
- Microsoft Copilot(マイクロソフト コパイロット)(App Store / Google Play)
- Google Gemini(グーグル ジェミニ)(App Store / Google Play)
あたりが有名どころでしょうか。App Store や Google Play で検索すればすぐに見つかりますよ。(※利用にはアカウント登録が必要な場合があります)
アプリを入れるのにちょっと抵抗があるな…という方は、Webブラウザ(スマホのChromeやSafariなど)から使えるものも多いので、まずはそちらから試してみるのも良いでしょう。
【超入門】最初の「お試しミッション」はコレ!
いざAIアプリを入れてみても、「何を話しかければいいか分からない…」となってしまうかもしれませんね。
そんな時は、本当に簡単なことからでOK! 最初の「お試しミッション」として、こんな質問やお願いをAIに投げかけてみてはいかがでしょうか?
- 「今日の東京の天気と、おすすめの服装を教えて」
- 「(あなたの好きなアーティスト名)について、面白い豆知識を3つ教えて」
- 「『お疲れ様です』から始まる、丁寧なビジネスメールの書き出しを3パターン考えて」
- 「やる気を出すための短い言葉をください」
どうですか? これなら気軽に聞けそうじゃないですか?
返事がイマイチでも、気にしない!
AIに話しかけてみても、最初から「完璧!」と思える答えが返ってくるとは限りません。「なんか、ちょっと的外れだな…」「もっと面白い答えを期待したのに…」なんてこともあるでしょう。
でも、それでいいんです! 大事なのは、AIが100点満点の答えを出すことではなく、あなたが「AIと実際にコミュニケーションを取ってみた」という経験をすること。その小さな一歩が、AI活用の大きな扉を開くカギになります。
まずは気軽に、AIに何か話しかけてみましょう!
AIと上手く付き合うための「所長からの心得」3箇条+α
さて、AIの便利な使い道や、簡単な始め方を知って、「よし、使ってみよう!」と思っていただけたでしょうか?
でも、新しいツールを使う時には、ちょっとだけ知っておいてほしい「心得」があります。これを頭の片隅に置いておくだけで、もっと安心して、そして賢くAIと付き合えるようになりますよ。難しくないので、安心してくださいね。
心得その一:AIの言うことも、たまには疑うべし!
AIは物知りですが、残念ながら「いつも100%正しい」わけではありません。時々、自信満々に間違った情報を教えてくれたり、もっともらしい「ウソ」(専門用語でハルシネーションって言ったりもします)をついたりすることもあるんです。びっくりですよね。
ですから、特に仕事で使う情報や、大事な判断に関わることについてAIに聞いた場合は、「へぇ、そうなんだ」で終わらせず、「それって、本当に合ってるかな?」と、軽くで良いので裏付けを取る(他の情報源も見てみるなど)癖をつけると、とっても安心です。「答え合わせ」をする感覚ですね!
心得その二:秘密の話は、AIにはナイショで!
AIに色々なことを相談できるのは便利ですが、あなた自身の個人情報(名前、住所、電話番号など)や、お客様の情報、会社の内部情報といった「秘密にしておくべき情報」は、むやみに入力しないようにしましょう。
特に、無料で使える多くのAIサービスは、入力された情報を学習データとして利用することがあります。どこでどう使われるか分からない情報もありますからね。「これはAIに入力しても大丈夫かな?」と、送信ボタンを押す前に一瞬だけ考える。これが大事な「お約束」です。
心得その三:AIは助手!最終判断は「あなた」自身で!
AIが素晴らしいレポートの下書きを作ってくれたり、ナイスなアイデアを出してくれたりすると、「もうAIに全部お任せでいいじゃん!」って思いたくなるかもしれません。
でも、ちょっと待ってください! AIはあくまであなたの「優秀な助手(アシスタント)」です。最終的に「これでOK!」と判断するのは、他の誰でもない「あなた自身」。AIの提案を鵜呑みにせず、「本当にこれで良いんだっけ?」「もっと良い方法はないかな?」と、自分の頭で考えることを忘れないでくださいね。AIは考える材料をくれる存在、と捉えるのが良いでしょう。
+α: AIにも「苦手なこと」はある!
最後に。AIは万能の魔法使いではありません。空気を読んだり、人の気持ちに深く寄り添ったり、ゼロから全く新しいものを創造したりするのは、まだ苦手なことも多いです。
AIの「得意なこと」(文章作成、要約、アイデア出しなど)を上手にお願いするのが、AI活用のコツですよ!
- AIの解答を鵜呑みにしない!
- 個人情報(名前、住所、電話番号など)は入力しない!
- 自分の頭で考えることを忘れない!
- AIは万能ではない!
まとめ:AIは怖くない! 可能性を広げる最初の一歩を踏み出そう
さて、今回の『生産性アップ研究所』のレポートはここまでです。AI初心者の方に向けて、その身近さや仕事での簡単な活用例、そして上手な付き合い方の心得をお届けしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
「AIって難しそう…」そんな風に感じていたかもしれませんが、この記事を通して、
- 意外とスマホでも簡単に始められること
- 日報作成やアイデア出しなど、あなたの仕事をちょっと楽にする使い道があること
- いくつか心得を知っておけば、もっと安心して使えること
そんな風に感じていただけていたら、所長として嬉しい限りです。
でも、一番大切なのは、知識を得ることよりも「まず、あなたがAIに触れてみること」。これに尽きます! AIの本当の面白さや、「あ、これ便利かも!」という感覚は、やっぱり実際に使ってみないと分かりませんからね。
難しく考える必要はありません。完璧じゃなくて全然OK。まずは遊び感覚で、今日、この記事を読んだついでに、何か一つ、AIに話しかけてみてください。天気を聞くでも、好きなことについて質問するでも、何でもいいんです。
おすすめした無料アプリをダウンロードしてみるだけでも、それはあなたにとってAI活用の大きな、大きな第一歩です。
このブログ『生産性アップ研究所 “チテキテクト・ラボ”』が、あなたの仕事や日常を、昨日より少しでも良くするためのヒントになれば幸いです。
これからも当研究所では、AIやデジタルツールを使った面白い実験や、皆さんの役に立つ(かもしれない)情報を発信していきますので、ぜひまた覗きに来てくださいね!
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