ツール活用

AIにブログ記事を”丸投げ”したら、どんな記事ができた?

どうも!『生産性アップ研究所 ”チテキテクト・ラボ”』の240人目の所長です!いやー、最近ブログを書くのにAIを活用してるって話はちょこちょこしてるんですけどね。音声入力とか、AIに要約を手伝ってもらったりとか。

でも基本的には最終的な細かい調整は自分自身でやってるわけです。「完全にAI任せ」ってわけじゃない。

そこで、ふと所長は思ったんですよ。「もし、ブログの企画から構成、執筆まで、ぜーんぶAIに丸投げしたら、一体どんな記事が出来上がるんだろう?」って。気になりません?(笑)

実は昔、一度ChatGPTに記事作成を丸投げしてみたことがあったんです。でもその時は正直「これじゃ記事として出せないな…」っていう完成度で。

だけど 最近のAIの進化って、本当に目覚ましいじゃないですか! これはもう一度、最新のAIで試してみるしかないだろう!と。そんなわけで、今回の実験が始まったわけです!

AIアイデアは宝の山…か?

まずは企画の要、記事の「ネタ出し」から。今回は頼れるChatGPTにお願いしてみました! いつもGeminiと記事を書いているので、Geminiとのやり取りの議事録を全て出力してもらって。さらにはDeepResearchでリサーチした資料を渡しました。その上で「新しい記事のアイデアをだしてー」みたいなお願いの仕方で、10個ほどアイデアを出してもらいました。

結果は…なかなか面白い! 自分一人で考えてたら絶対出てこないような意外な切り口とか、広い視点からのアイデアが混じってましたね。

もちろん「あ、これはよく見るやつだな…」っていう定番ネタもありましたけど、全体的には「お、これなら記事にできそう!」と思えるものが多かったです。所長の感覚だと、面白い:普通=2:8くらいかな? ネタ出しの壁打ち相手としては、かなり優秀だと思います!

実際のやりとり(ネタ出し)

【こんな感じでお願いしてみた(プロンプト例)】

【ChatGPTが出してきたネタ(抜粋)】

  • AIに“毎朝のToDo”を作らせてみた結果
  • ChatGPTに「やる気が出るひとこと」を毎日言わせてみた
  • Scrapboxに人生を任せてみた話
  • AppSheet初心者が業務改善アプリを30分で作れるか試してみた

※今回はこの中から、「ChatGPTに“やる気のひとこと”を毎朝言わせてみた」を実験テーマに採用!

AIのロジックはさすが早い!

次に選んだネタで記事の「構成案」を作ってもらいました。 いやーここはAIの得意分野ですね! 出てきた構成案、すごく分かりやすかったです。

「まずこれを話して、次にこれ、そして結論はこう」みたいな流れが、とても論理的。自分でウンウン唸りながら考えるよりずっとスムーズに「記事の骨格」が決まりました

そして何よりスピードが尋常じゃない! ネタ決めから構成案ができるまでが一瞬。これは本当に助かります。

ChatGPTによる構成出力例

【こんな感じでお願いしてみた(プロンプト例)】

【出力された構成】

  1. はじめに:やる気が出ない朝から始まった実験
  2. ChatGPTに“朝のひとこと”をお願いしてみた
  3. AIの“やる気ワード”に励まされる日々
  4. ChatGPTの応援に慣れてきた私
  5. わかったこと:やる気は“言葉の中身”じゃない?
  6. おわりに:AIはツール、でもちょっとした“相棒”

スラスラ書くけど…感じる「AIっぽさ」

構成案ができたらいよいよ本文執筆! これもChatGPTにお願いしました。 出てきた文章は…うん、流れはすごく自然! 構成案に沿って、ちゃんと最後まで書ききってくれました。これはすごい。

でも、読んでいくうちに、なんというか、独特の「AIっぽさ」を感じずにはいられませんでした。一番気になったのはAI自身をちょっと良く見せようとしているような? なんとなく客観的すぎる空気感です。

内容はすごく整ってるんです。 でもなんていうか、言葉に「体温」がない感じ。「本当に自分が体験して、心からそう思ってるの?」って聞きたくなるような、そういう希薄さを感じちゃうんですよね。

ChatGPTによる本文生成例(抜粋)

↑こういう感情っぽい表現も使ってくるんですよ! でも文章全体としてはやっぱり「模範解答」的というか。「240人目の所長」として書きたい「味」みたいなものはどうしても薄くなっちゃう印象でしたね。

やっぱり必要! 人間の「ひと手間」

結局AIが生成した本文に私がどんな手を入れたかというと、主に「文体の調整」と「段落の整理」でした。 出力された文章は非常に読みやすかったのですが、やっぱり私のブログの「いつもの感じ」とはちょっと違う。だから「まあ普通っちゃ普通なんだけど」みたいな、普段自分が使いそうな言葉遣いや言い回しに近づける作業をしました。(直接編集するわけではなく「ここをこうして」とChatGPTに指示を出す感じの修正です)

でも逆に言うと内容そのもの、つまりロジックや情報についてはほとんど修正する必要がなかったんです。これは本当にAIが進化したなーって感じるところですね。

完成記事を読んでみて気づいたこと

AIが作った構成と本文を私がちょっと手直しして完成させた記事。 たぶん、ブログを初めて読んだ人が見てもそこまで変な感じはしない普通に読める記事にはなったと思います。

でも自分で「読者」になって読んでみると…「なんか、スルスル読めちゃうけど、心に残らないな…」って、強く感じたんですよね。

なんでだろう?って考えたらやっぱり**「書き手の視点」とか「熱量」みたいなものが足りない**からなのかなと。 綺麗にまとまってるんだけど面白みとか書き手の「人となり」みたいな「味」が薄い。そんな感じでした。

今後のAIとの「いい関係」とは?

今回の「AI記事まるごと作成実験」を通じて、ChatGPTはブログ記事作成における「共著者」として非常に優秀だということを再確認しました!

  • ネタ出し: 壁打ち相手として最高!
  • 構成整理: 自分より得意!
  • 本文の初稿作成: ゼロから書くより断然早い!

ここまではもうAIに頼らない手はないくらい高レベルでこなしてくれます。

だけど、記事を読者に「届ける」上で重要となる、

  • 言葉の選び方、ニュアンス
  • 書き手の個性や感情
  • 読後感の設計

みたいな最終的な「味付け」や「仕上げ」の部分はやっぱりまだまだ人間の出番だなと改めて感じましたね。

実際に生まれた記事はこちら

※注:この記事は、ChatGPTに企画・構成・本文作成を依頼し作成した実験的な記事です。

まとめにかえて:AIとは「一緒に書く」のがベストかも

ChatGPTは本当に「使える」ツールです。これは間違いない。 でも今の段階では、ブログ記事作成を「丸投げ」するだけだと効率は良くても「人間味」とか「深み」のある記事にはなりにくいのかもしれません。

今の私にとってのAIとのベストな関係はやはり「頼れるアシスタントとして、AIに手伝ってもらいながら、一緒に書く」っていうスタンスなのかな、というのが今回の実験結果です!

次回予告(仮)

今回はAIに言わせる前提での「仮想実験」でしたが、今後は「毎朝ChatGPTと実際にやりとりしてみた記録」を元にした、もっとリアルな“朝のひとこと日記”みたいな記事も書いてみたいな、なんて考えています。やるかどうかはわかりませんがお楽しみに!